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    Patrons' Choice VI - Double Champions 2012【ブラスバンド CD】
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パトロンズ・チョイス VI(全英オープン選手権&全英選手権 ダブル・チャンピオンズ 2012)
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Patrons' Choice VI - Double Champions 2012【ブラスバンド CD】

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2012年、全英オープン選手権(9月)と全英選手権(10月)の2大チャンピオンシップで優勝し、“ダブル・チャンピオン”に輝いたイングランドの名門ブラスバンド“フォーデンズ”の記念碑的コンサート・アルバム。ジャケットを飾る“全英オープン”の優勝盾(左)と“全英”の優勝カップ(右)が誇らしげだ!

“パトロンズ・チョイス”とネーミングされたフォーデンズの各アルバムは、このバンドの発展に寄与したパトロンたちへの感謝の気持ちが込められたシリーズ! この第6弾も、バンド創設者の孫であり、前プレジデントだったエドウィン・ピーター・フォーデンに献じられているが、実は、そのフォーデン氏。2012年秋にバンドが“ダブル・チャンピオン”に輝くシーンを見ることなく、その少し前の同年7月3日に82歳で他界。視点を逆にするなら、バンドの大恩人であるプレジデントの直前の死が、その後のバンドのモチベーションを劇的に高め、その結果が“ダブル・チャンピオン”の栄冠につながったと言うことができるのかも知れない。

ともかく、フォーデンズの“ダブル・チャンピオン”は、ブラスバンド史に残るドラマチックな出来事の1つとして、イギリスのブラスバンド・ファンに記憶されることとなった! その結果、“パトロンズ・チョイス第6集”は、シリーズに共通するいつもの制作コンセプトと少し趣向が違うアルバムとなっている。メインに“全英オープン選手権”と“全英選手権”の優勝時のライヴが据えられているのだ!

全英オープンのライヴは、トラック5のマーティン・エレビーの『エレクトラ』だ。これは、2012年9月1日、イギリス、バーミンガムのザ・シンフォニー・ホールで催された“第160回全英オープン・ブラスバンド選手権”で、4年ぶり通算10度目の優勝を飾った時の演奏で、指揮はアラン・ウィジントン。

リヒャルト・シュトラウスの歌劇「エレクトラ(ドイツ語原題:Elektra)」(1903)の音楽を性格づけている和声に触発された作品で、原題の英語スペルである“Electra”とネーミングされた。歌劇に使われているメロディー等は一切使用されず、作品全体がエレビーのオリジナルだ。

曲は、ジャズの要素も含む小刻みなリズムがフィーチャーされ、都会的なコンテンポラリー・タッチが感じられる“復讐への渇望”、美しいメロディーが織りなす“哀歌”、陰鬱としたムードと激情がほとばしる“死の踊り”の3つの楽章で構成されている。コンテンポラリーかつシンフォニックなブラスバンド・サウンドを追い求めた作品で、フォーデンズのこの日の演奏は、ウィジントンのクレバーなタクトにより、作品を構成するさまざまな構成要素をこれ以上ないというほどクリアーに浮き上がらせたと絶賛された!(CDには、BBC放送のFMラジオ番組用録音を使用)

もう一方の全英のライヴは、トラック12に収録されているラヴェルのバレエ音楽『ダフニスとクロエ』第2組曲(ハワード・スネル編)全曲だ。こちらは、2012年10月20日、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで催された“第101回全英ブラスバンド選手権”決勝で13年ぶり通算13度目の優勝を飾った時の演奏で、指揮は同じくウィジントン。編曲者のスネルは、選手権当日、審査員の1人として演奏者がまったく見えない審査ボックスに入り、全演奏を審査。選手権終了後、フォーデンズの演奏を『まるで、ラヴェルがブラスのために書いた曲のようだった』と称賛した。オーケストラ・トランペット奏者でもあるウィジントンのタクトもアツい!

この演奏は、すでに発売されているCD「全英ブラスバンド選手権2012〜バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第2組曲」と同じ録音だが、今度のCDのためにリマスターされ、まったく別ものといっていいほど違うサウンドがする。曲のキャラクターから言うと、こちらの方が聴きやすいかも知れない。

他の収録曲は、アソシエート・コンダクターのマイクル・ファウルズの指揮で、同じ年の12月に行われたセッション・レコーディングだ。

ここには、鮮烈なサウンドでCD冒頭を飾るヘスケスの『マスク』や、リチャード・プールのソプラノ・コルネットをフィーチャーした映画『死ぬのは奴らだ』のテーマ、レスリー・ハウィーのテナーホーン独奏によるケネス・ダウニーの『ベル・カント』、ヘレン・ウィリアムズのフリューゲルホーン独奏によるヤン・マグネ・フェルデの『ドーメン』、リストの“ハンガリー狂詩曲”をフィーチャーし、愉快なシロフォン・デュエットが愉しめるサンディー・スミスの『リステリア』など、フォーデンズのいつものステージを飾るエンターテイメント・プロが満載で、とにかく愉しい!

ユーフォ二アムの大スター、グリン・ウィリアムズは、スパークの名曲『パントマイム』を収録! コンサート用にショート・カットされたバージョンでの演奏ではあるが、そのサウンドの豊かさとすばらしいテクニックは、やはり別格だ! サウンドもパフォーマンスもファースト・クラス!

2大選手権制覇の偉業“ダブル・チャンピオン”をアピールしながらも、しっかりエンターテイメントしているのは、さすがにイングランドの名門“フォーデンズ”。快調“パトロンズ・チョイス・シリーズ”の中でも、傑出した1枚となった!
・演奏:フォーデンズ・バンド(Foden's Band)
・指揮:マイクル・ファウルズ (Michael Fowles) 1-4、6-11
 アラン・ウィズィントン (Allan Withington) 5、12
・発売元:ドイエン(Doyen)
・発売年:2013年
・収録:2012年9月1日、Symphony Hall Birmingham, Birmingham (U.K.) 5
 2012年10月20日、Royal Albert Hall, London (U.K.) 12
 2012年12月1日、William Hulme's Grammar School, Manchester (U.K.) 1〜4、6〜11
・メーカー品番:
1. マスク/ヘスケス【5:43】
Masque/Kenneth Hesketh

2. 死ぬのは奴らだ/マッカートニー (arr.ファー) 【3:18】
Live and Let Die/Paul McCartney(arr. Ray Farr)
ソプラノ・コルネット:リチャード・プール(Richard Poole)

3. ヴィクトリー・フォー・ミー/ウィルフレッド・ヒートン【3:54】
Victory for Me/Wilfred Heaton

4. ベル・カント/ケネス・ダウニー【5:25】
Bel Canto/Kenneth Downie
テナーホーン:レスリー・ハウィー(Lesley Howie)

5. エレクトラ/マーティン・エレビー【12:43】
Electra/Martin Ellerby

6. スペイン/チック・コリア (arr.ミーチャン) 【3:43】
Spain/Chick Corea(arr. Peter Meechan)

7. ドーメン/ヤン・マグネ・フェルデ【4:37】
Domen/Jan Magne Forde
フリューゲルホーン:ヘレン・ウィリアムズ(Helen Williams)

8. 野生の熊たち(「子供の魔法の杖」から)/エルガー
(arr.スネル) 【2:11】
The Wild Bears/Edward Elgar(arr. Howard Snell)

9. ダイアナへの賛歌/ジョーゼフ・ターリン【5:34】
Hymn for Diana/Joseph Turrin

10. パントマイム/フィリップ・スパーク【4:52】
Pantomime/Philip Sparke
ユーフォニアム:グリン・ウィリアムズ(Glyn Williams)

11. リステリア/サンディー・スミス【4:01】
Liszteria/Sandy Smith
シロフォン:マーク・ランドン(Mark Landon)、アンソニー・マン(Anthony Mann)

12. バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第2組曲/ラベル (arr.スネル) 【15:44】
Daphnis and Chloe (Second Suite)/Maurice Ravel(arr. Howard Snell)

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