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    St. Anthony Variations【吹奏楽 CD】
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タッド・ウィンド・コンサート(31)
ウィリアム・H・ヒル/セント・アンソニー・ヴァリエーション

St. Anthony Variations【吹奏楽 CD】

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このディスクは、2016年1月23日(土)、ティアラこうとう大ホール(東京)で開催された《TAD Wind Symphony ニュー・イヤー・コンサート2016》の第1部を、当日の流れどおりに完全収録したアルバムです! 収録されているレパートリーは、エリック・オスターリング、ジョン・ウィリアムズ、マーク・キャンプハウス、ウィリアム・H・ヒルと、そのすべてが音楽監督タッド氏の“第2の故郷”ともいうべきアメリカの作曲家の作品でしめられ、熱烈なタッド・ファンには応えられない内容のアルバムとなっています!

さて、TADWSのニューイヤーでは、「新年早々、コンサートにお見えになったお客様に“お年玉”として特別な何かを演奏したい」というタッド氏ならではの想いから、チラシやプログラムには載せていない当日発表の“マル秘”の1曲が、本プロの前に“プログラム・ゼロ”としてまず演奏されます。

2016年のそれは、エリック・オスターリング(1926〜2005)が1963年に発表したコンサート・マーチ『バンドロジー』でした。作曲者のオスターリングは、600曲以上の出版曲があるアメリカ・バンド界のヒット・メーカーで、この曲も、幕開けにふさわしい高揚感とポップなセンスが味わえるお洒落なマーチとなっています。発表から30年以上たった1995年には難易度を下げたヤング・エディションまで出版されましたが、この日TADWSが演奏したのは、もちろん1963年発表当時のオリジナルです!

コンサートの本プロは、ジョン・ウィリアムズ(1932〜)の『カウボーイ』でスタートしました。西部劇といえばこの人! 有名なジョン・ウェインが主演した映画「11人のカウボーイ(日本封切時の邦題)」(1972)のサウンド・トラック用に書かれた“序曲”がオリジナルで、日本では、かつてタッド氏が友人のジェームズ・カーナウに吹奏楽編曲を委嘱し、その後出版となったカーナウの編曲が頻繁に演奏されています。しかし、この二ューイヤーでTADWSがとりあげたのは、それとは違い、2003年の“アメリカ海兵隊バンド205周年記念コンサート”でジョン・ウィリアムズがこの曲を客演指揮する際、ジェイ・ボコックによってオリジナルのオーケストラ・スコアから新たにトランスクライブされた作曲者公認のプロフェッショナル・バージョンでした!

若き日のウィリアムズが、大西部をイメージして書いたスペクタキュラーな音楽で、躍動感のある主部のほか、ゆったりと演奏される雄大な中間部の美しさは、まさしく絶品。今や映画を離れ、独立曲として取り上げられるほどの人気曲となっています!

ついで、これまたタッド氏の親友であるマーク・キャンプハウス(1954〜)の『ヨセミテの秋』(2003)も、アメリカの大自然の壮大さと美しさを感じさせる逸品です。家族旅行で訪れたヨセミテ国立公園のすばらしい情景からインスピレーションを得た作品で、ホルンのソロを伴ってゆったりと始まり、躍動感のある中間部をへて、ゆったりとした美しいエンディングへ向かう構成で作られています。流れるようなメロディと深遠なハーモニーがとくに印象にのこる作品です。

この日、第1部のフィナーレを飾ったのは、ウィリアム・H・ヒル(1930〜2000)の『セント・アンソニー・ヴァリエーション』でした。 この作品は、17世紀オーストリアで親しまれていた“セント・アンソニーのコラール”と呼ばれる有名な聖歌の旋律をもとに書かれた変奏曲ですが、さまざまな経緯により、1980年にアメリカで初演されたオリジナルより、日本で再構成されたショートカット版の方が有名になっています。

この日演奏されたのも、その日本でおなじみのバージョンですが、金管のブリリアントなファンファーレ、木管の美しいコラール、リズム・セクションのアクティブなプレイなど、作品の内面を際立たせるタッド氏の変幻自在のアプローチが光り、第1部をダイナミックにしめくくりました!
・演奏:タッド・ウインドシンフォニー(TAD Wind Symphony)
・指揮:鈴木孝佳(タッド鈴木)(Takayoshi "TAD" Suzuki)
・発売元:WINDSTREAM
・発売年:2017年
・収録:2016年1月23日、ティアラこうとう大ホール
・メーカー品番:
1. バンドロジー/エリック・オスターリング【3:26】
Bandology - Concert March/Eric Osterling

2. カウボーイ/ジョン・ウィリアムズ (trans.ジェイ・ボコック) 【10:41】
The Cowboys - Overture/John Williams (trans.Jay Bocook)

3. ヨセミテの秋/マーク・キャンプハウス【9:06】
Yosemite Autumn/Mark Camphouse

4. セント・アンソニー・ヴァリエーション/ウィリアム・H・ヒル【8:04】
St. Anthony Variations/William H. Hill

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